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ここ数年生きてきて、文字だけのインターネット世界でも、直接会えるオフラインでも、
人と話したりWebサイトを見たりして、いろんな変な人を見てみた。
いい変な人ではなく、いくない変な人である。
要するに、見てて不快だったり、異常さを感じさせられる人である。
もちろん自分も変な人である。
そしてとみに思うことがある。
この世の中に、完全に「まとも」な精神を持った人なんていないんじゃないかって。

病人、ケガ人、障害者、育ち方やトラウマのせいで極端な性質を持ってしまった人。
そういう明確な理由がなくても、どこか言動がおかしな人。
普段は穏やかだったり朗らかだったりしても、特定の条件下において尋常でなくなる人。

病気の人を「この人病気だから気遣ってあげよう」という気持ちで接するのは、逆差別だ。
まったく気遣わないのも問題があるが、度が過ぎれば
双方にとって悪影響があるのは間違いない。
気遣う方は疲れるし、「優しくしてあげてるから感謝しろ」意識が生じる。
自分自身、そんな傲慢な意識はないつもりだったが、「気を使ってくれたと思ったことなんかない」
と言われてキレたのだから、感謝しろ意識はあるんだろう。
気遣われる方には申し訳なさあるいは慢心、気遣い方を間違われた時の苛立ち、
腫れ物に触るような扱われかたをされた不快さ、寂しさなど、
ゆっくりで無意識な心の歪みが生じる。

だからと言って、健常者と同じように扱っていいはずがない。
風邪をひいている人を寒空の中歩かせたり、心臓病の人に100メートル走をさせたり、
骨折して絶対安静の人に一人でトイレ行かせたり、突き指してる人にピアノを練習させたり、
鬱病の人を無理矢理会社に連れて行ったり、不眠症の人に睡眠薬なんかに頼るなと言ったり。
そんなことをする奴はサディストかバカのどっちかだ。

では、どうするか。
私がこうしてみようと思ったことは、病気や障害を持った人を
「○○だから気を使わなきゃ」ではなく「そういう人だから」思うこと。
どう違うんだという意見もあるだろうが。
そのままのその人を受け入れ、否定しないこと。
余計な気を回さないこと。
病気や障害と診断されていなくても、過去の経験や育ち方でおかしな性格になる人もいる。
それも「そういう人」だと思うこと。
はっきりと心の病気や人格障害と診断された人とされていない人を区別したとて何になろうか。
全部、認めて受け入れてしまえばいい。

もちろん自分は聖人君子じゃないから、話をしてるとイライラする相手もいる。
それならば話さなければいい。
端から見てて、ムカっとくることを言う奴もいる。
ほっとけばいい。
お義理で肯定的な返事をしなければ、それでいい。
見ていたくなければ立ち去ればいい。
自分がイライラする理由を理解できなそうな人に、いちいち説明する必要はない。
イライラを増幅させればどんどん精神がすり減るだけだ。

最低限の義務だけは行使せねばなるまいが、それ以外の雑談に口をはさんでも、
自分の愚痴や悩みを人前で吐き出しても、自体は悪化するだけだった。
余計なことはしゃべらなくていい。

今年の目標やら人生の目標やらを大上段にかかげる趣味はない。
だから、これからしばらくの間、試してみるだけだ。
期限は、メゲるまで。

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そうそう、自然に
”適度に対応する”のって難しいことです。
どのくらいが適度かも人によって違いますし。
なら、自分が適度だと思うように対応するしかないのでしょう。
差別と区別は違う、かなり以前に本で読んだのですが、
差別されている、とヒステリックになる人、
それに対してさらに感情的に対応する人を見ていると、
差別と区別の違いは一般には浸透していないようですね。
その人のありのままを受け入れ、
その人に合った対応をすることがなんと難しいことか。
お互い、頑張っていきましょう。
じゅうべい 2008/01/12(Sat)12:45:03 編集
Re:そうそう、自然に
とてもむずかしいです(。。)
どうしても、「病気だからしかたないや…」と思ってしまう人と
「ここでそんなこと言うなんてお前はバカか」と思ってしまう人と
「ちょっと若いから世間を知らないだけなんだよね」と思ってしまう人と
なんだかんだで理由をつけて、理由を理解できる人には甘くしたりして。
でも、私に理由がわからない人にだって理由があるかもしれないのだから、
みんなに優しくしたらいいのに、むずかしいです(。。)
オルー  【2008/01/14 14:40】
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鬱病通院歴10年あまりですがどうやら回避性人格障害で統合失調症っぽいです。
まともな人間じゃないことなんて読んでりゃわかると思いますが。
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