こんさぁとはいかが？

相方の縁でチケットをもらったので、寺嶋陸也さんの
ピアノの演奏会に行ってきましたヽ(´ー｀)ノ
わーい生ピアノ聞くの久しぶりー。

事前にホームページを見て見たら、
・朗読とピアノのための音楽童話「こいぬのうんち」
・かじゃでぃふーぶし　
・合唱ファンタジア「オホホ島奇譚」
・合唱劇「ヘルムのあんぽん譚」
・ヴォードヴィル「煙草の害について」
・オペラ「まっぷたつの子爵」
などなど興味をそそられるタイトルの曲を作ってらっしゃる方なんですが、
今日のプログラムは

・モーツァルト　ピアノソナタK.311「トルコ行進曲つき」
・ベートーヴェン　ピアノソナタOp.14-2「月光」
・ショパン「舟歌」
・ドビュッシー「喜びの島」
・宮沢賢治「星めぐりの歌」　寺嶋さんアレンジ
・リスト「愛の夢　第3番」（アンコール）

メジャーです！普通です！スタンダードです！
古典派からロマン派、印象派へと、年代順に並んでいます。
各曲を演奏する前に曲の解説をしてくださって教育的(´ー｀)
お勉強になりました。
制服を着た学生達がまとめてごっそり来ていたので、
そういう目的のコンサートなのでしょうね。

だいぶ混んでいて、立ち見の人もいました。
遅めに来ちゃったので、前の方の席しかあいてません。
映画やステージを見るときに前の方の席だと、中途半端に見上げないといけないので
首が疲れるのです。
決して、教室で後ろの方から席が埋まっていくような理由ではないのだよ！
いや、他の人のことは知らんけど。

いわく、月光ソナタはこれまでのピアノソナタの常識をくつがえした構成だとか。
1、2、3楽章を間を途切れさせずに続けて弾くものだとか。
3楽章超はっやー！

「喜びの島」の解説では
「えー、この曲は最近『のだめカンタービレ』というマンガでとりあげられて、
　一躍有名になりました」
ええ、そうですね＿|￣|○
「恋しちゃってルンルン♪」とは言ってくれませんでした。ちぇっ。

「星めぐりの歌」は高校の時の演劇部で劇中に歌ったことがあります。
それ、どんな台本だったのか全然覚えてないんですけど（’’）
宮沢賢治のいろんな作品のモチーフをつめこんで
現代風に難解な深い話にしたようなやつだったかなあ。
カムパネルラー！！

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で、聞き終わって演奏意欲を刺激されて楽譜屋さんに寄って帰るものの
クラシックの楽譜なら実家にあるので自粛。
指を鍛えるために「コンパクト・ハノン」っていう練習曲集を買ってきました。
本当は普通のハノンピアノ教本を買うつもりだったのですが、帯に書いてあった
「ピアノの勉強において技術を身に付けるのは不可欠なことだが、
　それに人生の大部分の時間が取られれば音楽の勉強と
　何よりも重要な人格の成長にさえ障害になりかねない。」
（ヘルマン・ゴチェルフスキ）
っていう一文に共感したもんで。

いいっすね、これ。
普通のハノンをいっぺんに全部弾き通すのは苦行ですが、
これならいけるんじゃないかと思う…多分……おそらく………