東日本大震災：つらつらと

地震直後の4日間の日記的なものをせっせと書きました。
Twitter始めてからすっかりブログを書かなくなったオイラですが、
これはまとめて残しておきたいと思ったのです。
普段このペースでTwitterまとめを書き続けたら死にます。

1日目　2日目　3日目　4日目

震災番組の暗ーいやつを、精神的に限界が来るまで見続けるという
わけのわからんチキンレースをやっています。
最近はそういうの深夜にやってるんですね。
津波映像や泣き叫ぶ被災者、希望を失った人々の映像はもう見たくない、
鬱になる、希望がほしい、アニメを見たい、いつもの番組を見たい。
それはそうです。憂鬱な情報ばっかり見ていたらめげます。
でも、風化させたくないのです。
ここでのんびり日記を書いているような我々は日常を取り戻していますが、
まだまだ辛い避難生活が続いている人、心の傷が癒えない人、
生活の見通しが立たない人、立ち直れない人がいることを
忘れたくないのです。

天皇陛下と皇后様が避難所を訪問された時のニュースを見ました。
お二人は「がんばれ」「希望を持って」「明るい未来が云々」
などとはおっしゃらず、一人一人の手を取って
「辛かったでしょう」「哀しかったでしょう」「大変でしたね」と、
被災者の気持ちによりそっておられるのです。
そういうのがお立場上の経験なのか教育の結果なのかはわかりませんが、
ああ、だから天皇という人は敬われて親しまれているのだなーと思いました。

「がんばれ」のような言葉が人を奮い立たせることもあります。
「がんばれ」と言われても何をどうがんばればいいのかわからない人、
もう疲れてしまってがんばりたくない人、がんばれない人もいます。
相手がどれだけ大変なのかも知らずに適当に言う「がんばれ」は
無責任だと思います。
でも、相手の大変さをわかっているからこそ、「がんばれ」しか
かける言葉が見つからない。
そんなこともあります。
言葉狩り的に「がんばれ」をひっこめるのは釈然としません。
この言葉はいったい何なのでしょう。
鬱病患者として、震災の前からずっと
「がんばれ」の功罪について考えていました。
要は相手の立場や気持ちをわかっているかどうかだと思います。

　　みんな　がんばれ

柴田亜美先生のブログを読んで、首相官邸メールを書くことにしました。

　緊急のお知らせ。｜漫画家の犬たち

中越地震…だっけ…？の時、ヘリコプターで迎えにこられたけど
わんこといっしょじゃないと避難しない！と言ってたおじいちゃんを
思い出しながら。

　首相官邸にお手紙書くよ

私もにゃんこといっしょじゃないと避難したくない。
ねこ入れカートがほしいなあ。
4匹入るやつ。
ごはんと水とトイレもいるよね。
そんなに持てねぇよばーかばーか
＼(-_＼)(／_-)／

いろんな人からの呼びかけ、お手紙が功を奏したのか何なのか、
環境省が検討してくれているようです。
「検討する」だけで終わらなければよいのですが。
【放射能漏れ】警戒区域設定で環境省、ペット連れ出しを検討 - MSN産経ニュース
なんか以前から20キロ圏内の動物救出作戦を展開していた人が
まだ活動しているので、大丈夫なんではないかと思います。
http://twitter.com/#!/yamajitoru